WOL インターネットからパソコン遠隔電源オン! WOLまでの設定説明(WAN)

WOLまでの設定説明(WAN)

LAN 内でのWOLソフトによる遠隔電源オンが無事に成功したのであれば、
次は本命であるインターネット(WAN)越しの遠隔電源オンです。

 

LAN 内からのWOLをするときは基本的にパソコンとWOLソフトの設定だけでした。
ネット接続についてはLANを使っているときの設定で基本的によかったためです。

 

そのため、インターネット(WAN)側からのWOLをする場合には、
次の項目について設定をする必要があります。

 

パソコンのデバイス等
WOLソフト(WAN対応用)
モデム
ルータ
ダイナミックDNSサービス

 

設定項目が増えた上、なにやら、また聞きなれない用語も出てきました^^;
けれど、ムリして意味などを覚えることはありません。
イメージだけ掴めれば、それでOKです^^

 

それよりも、
「これらはどのように設定するのか?」
ということのほうが大切です。
では、上記の項目についてのおおまかな説明です。

 

「パソコンのデバイス等」の説明

パソコンのデバイス等についてはLAN 内で設定したものと基本的に同じです。
といっても、何を設定したのかというと、
BIOSの「LANによるウェイクアップ」を「使用する」に設定した、だけです。
設定方法の詳細

「WOL対応の確認(BIOS等)」の「パソコンのBIOS」

 

ほかに必要な場合のみネットワークデバイスとTCP/IPの設定をしました。

補足:ネットワークデバイスの設定
補足:TCP/IPの設定

 

「WOLソフトのWAN対応」の説明

使用するWOLソフトはLAN 内での遠隔電源オンに使用したものと同じです。
ただし、設定内容(情報)が異なります。
設定するための情報の取得や設定方法の詳細については、

設定情報取得(WAN)
WOLソフトの設定(WAN)

をそれぞれ、参考にしてください。


 

「モデム」の説明

モデムとはインターネットとパソコンをつなぐ役割を果たす装置のことです。
インターネット越しのWOLをする場合、
このモデムの設定を変更する必要が出てきます。
設定方法の詳細は、

モデムの設定

を参考にしてください。

 

「ルータ」の説明

ルータとは、無線LANを使いたい場合や、
複数台のパソコンを同一回線でネット接続したい場合に利用する装置のことです。
ただ、最近のルータはいろんな機能をもっているため、
一概に定義するのが難しくなってきています。
基本的にネット接続はルータを必要としなくても、
モデムとパソコンさえあれば行うことができます。
(備考:ちなみにTCP/IPの設定はルータを設置しない場合、すなわち、パソコンとモデムを直接つないだときに必要なのかもしれない)

 

このルータの設定を変更する必要があります。
設定方法の詳細は、

ルータの設定


を参考にしてください。


 

「ダイナミックDNS」サービスの説明

まず、ダイナミックDNSとは、IPアドレス(グローバル)などを更新するシステムのことです。
インターネット越しにWOLをする場合、
目的のパソコンの所在地がインターネット側からわからないとWOLはできません。
その所在地はLAN 内であれば固有の所在地(住所)が適用されますが、
インターネット(WAN)になるとその所在地(住所)が常に変動します。
変動してしまうと、パソコンの所在地がわからなくなりWOLが出来なくなります。
その変動した所在地(住所)を新たに取得するためのサービスが、
ダイナミックDNSサービスと呼ばれるものです。
このダイナミックDNSサービスの設定をする必要があります。
設定方法の詳細は、

ダイナミックDNSサービスの設定


を参考にしてください。

 

<作成日:2010-04-19>


Sponsored Link