WOL インターネットからパソコン遠隔電源オン!

WOL 外出先から自宅パソコンを遠隔操作

このサイトでは、
「外出先から自宅パソコンを遠隔操作するための設定方法」
がわかります。

 

特に、
「インターネット側から自宅パソコンの電源をONにするまで」
について詳しく書かれています。

 

最近、自宅だけでなく外出先などでもパソコンを使うようになり、
データやソフトが複数に散らばってしまっている、という状態が多くなっています。

 

そのため、
「自宅パソコンにデータを置き忘れてしまった・・・」
「ライセンスソフトが自宅パソコンだけしか使えない・・・」
「外出先から自宅パソコンのデータを使いたい!」
といったようなことが増えてきて、
「それならば外出先から自宅パソコンを遠隔操作出来たらいいなぁ」
という考えに至るわけです。

 

しかし、
「遠隔操作って、どうすればいいの?」
といった疑問が出てくるので、それらを解決するためにこのサイトを作りました。

 

パソコンの遠隔操作というと難しいイメージがあると思いますが、
それが出来るようになるとかなり便利なので参考にして頂ければ幸いです。

 

 

すぐにWOLを設定したい場合はこのまま読み進めてください。
WOLが起動するしくみを知りたい場合は、

補足:WOLが起動するしくみ

を参考にどうぞ。

 

 

インターネットからWOLをするためには?

外出先から自宅パソコンをインターネット越しで遠隔操作するには、
いろいろと環境を設定する必要があります。
設定と同時に大切なのが実施手順といえるかもしれません。

 

まず、設定で主なものを並べてみると、
 パソコンの設定
 モデムの設定
 ルータの設定
 WOLソフトの設定
 遠隔操作ソフトの設定
などです。

 

実施手順については大きく2つに分かれます。

LAN 内でのWOL
インターネット越しからのWOL

2つのそれぞれについて上記の設定を行います。
(設定が重複する部分もありますが・・・)

 

こうすることで、設定がスムーズに出来るようになり、
仮にうまくいかなかった場合、その原因がどこにあるのか?
というのがわかりやすくなる、というメリットがあります。

 

以下に実施手順ごとの詳細な設定方法が書いてあります。
(それぞれサイドメニューのカテゴリ(ページ)にリンク)
実施ごとの設定項目については上から順番に行うといいでしょう。

 

 

LAN 内でのWOLについて

WOL対応の確認(BIOS等)

パソコンそのものがWOLに対応しているかいないかを確認します。
ただし、ほとんどの場合、「やってみるのが手っ取り早い」ということになりますが・・・・
■パソコンの電源、マザーボード、LAN ポートなどの確認

 

設定情報取得(LAN 内)

WOLソフトを設定するために必要な情報を取得します。
専門用語なども出てきますが、気にしないで手順どおりに進めるといいでしょう。
■ホストネーム、IPアドレス、MACアドレス、サブネットマスク等の取得

 

WOLソフトの設定(LAN 内)

LAN 内でのWOLを実施するためのWOLソフトの設定です。
設定情報がちゃんと取得できていれば、設定方法は簡単です。
■ホストネーム、IPアドレス、MACアドレス等の設定

 

WOLの実施(LAN 内)

LAN 内でのWOLを実際に試します。
WOLソフトの設定がきちんと出来ているのに動かない、といったような場合には、
考えられる原因のフォローが書いてあります。
■起動、ネットワークデバイス(補足)、TCP/IP(補足)等の設定

 

LAN 内でのWOLに成功したら、次はインターネット越しのWOLの実施です。
設定項目はLAN 内でのWOLと重複する部分もありますが、
異なる部分もあるので注意が必要です。

 

 

インターネット越しからのWOLについて

WOLまでの設定説明(WAN)

LAN 内とインターネット越しからのWOLの相違についてと、
インターネット越しのWOLの設定項目の説明です。

 

設定情報取得(WAN)

インターネット越しのWOLをするために必要な情報を取得します。
LAN 内でのWOLと同じ情報もありますが、異なる情報もあります。
■ホストネーム、グローバルIPアドレス、MACアドレス、サブネットマスク等の取得

 

WOLソフトの設定(WAN)

LAN用と同じソフトを使いますが、設定方法が異なります。
■ホストネーム、グローバルIPアドレス等の設定

 

モデムの設定(WAN)

インターネット越しのWOLなので目的のパソコンへ正しい情報が送信できるようにします。
■PPPoEモードへの切り替え等

 

ルータの設定(WAN)

インターネット越しのWOLを設定するときに、ここがもっともわかりづらいですが、
重要なポイントでもあります。
ルータの詳細部分を設定するので慎重に。
■PPPoEブリッジモードへの変更、パケットフィルタ、ポートマッピング(NATエントリ)の設定

 

ダイナミックDNSサービスの設定

外出先のパソコンからグローバルIPアドレスを確認できるようにします。
■ダイナミックDNSサーバ(ドメイン)の登録と設定

 

DiCEの設定

自宅パソコンのグローバルIPアドレスを自動更新させます。
■DiCEの登録と設定

 

設定項目は「パソコンの遠隔電源オン」までで、
それから先の「遠隔操作ソフト」の説明はありません。
もしかしたら、設定項目に追加するかもしれませんが未定です^^;

 

用語の簡単な説明
※「WOL」→「Wake(up) On Lan」の略で「LAN 内での遠隔起動」と言った感じの意味です。
※「LAN」→「Local Area Network」の略で、
  ここではインターネットとつながっていないネットワークと思ってもらえればいいでしょう。
※「WAN」→「World Area Network」の略で、すなわち、インターネットのイメージです。

 

 

WOLや遠隔操作をするためにのツールについて

WOLをするにあたり、基本的にフリーソフトを使用しています(商用利用は有料のソフトもあり)。
WOLのための専用電源装置などは使っていません。

 

 

 

※設定方法は使用環境により異なります。
また、当サイトの情報を利用した結果については、一切、自己責任でお願いしますm(_ _)m

 

 

<作成日:2010-04-14>


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