WOLをするためにはWOLソフトを入手して、それをパソコンへインストールします。
インストールしただけではWOLをすることは出来ないので、
WOLソフトの設定をする必要があります。
ここでは、そのWOLソフトを設定するために必要な情報を取得する方法がわかります。
MACアドレス等の情報を調べる方法
「MACアドレス??」
なにやら聞きなれない言葉が出てきましたが、
ネットワークの世界に足を踏み入れると避けては通れない用語が出てきます。
基本的な用語は使っていくうちに自然と頭に残ると思いますし、
仮に残らなくても、イメージ程度が残っていれば十分だと思います。
WOLソフトを設定するために必要な情報は以下のとおりです。
「リモートホスト名」
「ポート番号」
「IPアドレス」
「サブネット マスク」
「MACアドレス」
用語の意味はムリに覚えなくても大丈夫です。
それよりも、
「これらの情報はどこを調べるとわかるのか?」
ということが、ここでは大切です。
ちなみに上記の情報の中でも特に重要なのが、
「MACアドレス」
「IPアドレス」
「サブネット マスク」
です。
これらの情報が間違っていると、正常にWOLすることはできません。
ということで、まずはこれらの情報を調べましょう。
その前にここでもう一度、再確認。
上記を調べる対象となるパソコンは、
「
遠隔電源オンを受ける側」
となります。
くれぐれも間違えないように。
パソコンの「コマンドプロンプト」から調べる
パソコンのWindowsが起動している状態で、
「スタート」→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「コマンドプロンプト」
最後の「コマンドプロンプト」を実行します。
(1)「コマンドプロンプト」を実行させた画面
(画像をクリックすると拡大表示され、拡大後、自由に移動可能)
「コマンドプロンプト」を実行させた後、「ipconfig/all」(赤下線)と入力します。
(2)「ipconfig/all」と入力した画面
(画像をクリックすると拡大表示され、拡大後、自由に移動可能)
カーソルが止まっている場所に「ipconfig/all」と入力すると、
ズラーッと文字が表示されます。
この中から必要な情報をピックアップしていくわけですね。
わかりやすいように上から見ていきましょう。
@「Host Name」←これはパソコンに付けられた認識番号みたいなものです。
一応、メモしておきますが、WOLのソフトに設定するときは任意の文字が入力出来ます。
A「Physical Address」←これが「MACアドレス」と呼ばれるものです。
例をとると、「11-22-33-44-55-66」のように表示されます。
B「IP Address」←これがIPアドレスです。
例をとると、「192.168.0.0」というように表示されます。
C「Subnet Mask」←これがサブネットマスクです。
以上の文字と英数字をすべてメモしておきましょう。
これが完了したら、「Wake up On Lan Tool」ソフトの設定です。
※「ポート番号」はルータの設定で詳しく確認しますが、とりあえず「2304」を使います。
<作成日:2010-04-17>